子どもの学びを「任せきりにしない」ことの大切さ
授業内容の変化とその影響
N中等部ネットコースでは、学年末を迎えるにあたり授業内容に変化が見られます。特別授業が行われることで、学びの意義を強く感じる内容とそうでない内容が顕著に分かれることがあります。最近の例としては、「ビジュアル俳句」は学びの深さを感じられた一方で、「あたまおしりゲーム」はその意義が少し伝わりにくかったと感じました。
親子共学のスタイルがもたらす理解と交流
こうした授業の違いに気づけるのは、親子共学のスタイルならではの特権です。子どもだけが授業を受けている場合、保護者がその内容を詳しく知る機会は限られてしまいます。しかし、保護者も授業の内容を把握し、子どもと共に学びを振り返り、意見を交換することで、学びの深さを共有できます。これが意外にも大切な要素となるのです。
N中等部ネットコースの優しさと挑戦
N中等部ネットコースは、娘が以前通っていた中学校と比べて、優しい学びの場です。しかし、「学校」という枠組みの中にいる限り、すべてが優しいわけではありません。時には、子どもが抱えきれない悩みや問題が生じることもあります。もしその問題を子どもが親に話さなければ、親はその事実を知らないまま過ごしてしまうことになります。このような見えない問題の積み重ねが、親子間の溝を生む原因となることもあるのです。
親子共学の最大の利点
親子共学の最大のベネフィットは、子どもが授業内で感じた疑問や違和感を親と共有できる点です。これにより、子どもは親の存在をより身近に感じ、安心感を得ることができます。また、親もリアルタイムで子どもの学びの状況を把握し、適切なサポートを提供できるようになります。これが親子の絆を一層深める結果につながるのです。